【Photoshop】グラデーションで抽象的な写真を作る方法

Photoshop

更新日:2021年9月10日

「普通の写真も飽きてきたな」

「もっとおしゃれに写真を撮ってみたい!」

など思ったことありませんか?

普段撮っている写真を、もっとドラマチックにできたらいいですよね!

今回は、グラデーションを使って、写真を抽象的な仕上がりにしていきます。

この技術をマスターすれば、表現方法がさらに広がりますよ!

背景にグラデーション調整レイヤーを作成する

①素材となる画像を開き、すべてを選択します。(Ctrl+A)

②選択範囲をカットしたレイヤーを作成します。

(shift+Ctrl+J)でできます。

③背景を白に設定します。

④レイヤーパネルで、レイヤー1を非表示にします。

⑤[背景]を選択し、[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成]をクリックして、メニューから[グラデーション]を選択します。

⑥[グラデーションでぬりつぶし]ダイアログで、グラデーションをクリックし、プリセットの[白黒]をクリックします。

⑦カラー分岐点を追加し色の設定を行い、グラデーションを作成します。

カラーの設定は以下のように設定します。

カラー設定値

①位置:0% カラー(H:240° S:72% B:52%)

②位置:33% カラー(H:198° S:100% B:90%)

③位置:66% カラー(H:56° S:100% B:100%)

④位置:100% カラー(H:322° S:100% B:76%)

⑧グラデーションの角度を120°に設定します。

【Zoner Photo Studio X】1000万ユーザーの画像編集ソフト

角度を変えたグラデーションを合成する

①[レイヤー]パネルで[グラデーション1]サムネールを[新規レイヤーを作成]にドラッグし、

[グラデーション1のコピー]を作成します。

②[グラデーション1のコピー]をダブルクリックし、角度を15°に設定しOKをクリックします。

③レイヤーパネルで、[描画モード]を変更します。

描画モードによる主な適用結果をご紹介します。

描画により印象がガラリと変わりますよね。

【Zoner Photo Studio X】1000万ユーザーの画像編集ソフト

素材画像の描画モードを変更する

①レイヤー1を選択し、レイヤーを表示させます。

②素材画像の描画モードを変更します。

さまざまな画像を使って、違いを比べてみましょう。

グラデーション1:比較(暗) 
レイヤー1:通常
グラデーション1:ソフトライト  
レイヤー1:覆い焼き
グラデーション1:比較(明) 
レイヤー1:焼き込みカラー
グラデーション1:減算 
レイヤー1:リニアライト

ほかの作品も作ってみました

描画モードの組み合わせが楽しいので、ほかの画像を使って作ってみました。

グラデーション1:ピンライト  
レイヤー1:減算
グラデーション1:焼き込みリニア  
レイヤー1:差の絶対値
グラデーション1:通常カラー  
レイヤー1:比較(暗)
グラデーション1:輝度 
 レイヤー1:輝度

いかがでしたか?少し手を加えることで、抽象的な作品に仕上げることができます。

描画モードの組み合わせは、他にも多数ありますのでトライしてみてくださいね!

今回は、こちらの書籍を参考にさせていただきました。

『プロの現場で使われているPhotoshopの超速テクニック 古岡ひふみ著』

発行/インプレスジャパン 2300円+税

【Zoner Photo Studio X】1000万ユーザーの画像編集ソフト

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