※この記事は2022年1月27に更新しました。
突然ですが、曼荼羅(マンダラ)をご存知ですか?
曼荼羅は、密教で生まれた絵のことで、仏の世界や悟りの境地が描かれています。
曼荼羅の語源の「マンダラ」とは、もともとサンスクリット語で“まるいもの”という意味です。
巷でささやかれているような「マンダラはサンスクリット語で本質や神髄」というよりも、
単にシンボリックな図柄を表現しているようです。
今回は、Photoshopの機能にある【マンダラ】を使って、
Photoshopで曼荼羅(マンダラ)を簡単に作る方法【初心者必見!】
をご紹介します。
黒の背景を作成する
まずはじめに、下地になる背景を作成します。
①[ファイル]→[新規]→[600×600]pixelの背景を作成します。
②[編集]→[塗りつぶし]を選択し、描画色を[黒](#000000)に設定し背景を作成します。
③[新規レイヤーを作成]をクリックし、レイヤー1を作成します。
④[ブラシツール]を選択し、描画色を[白](#ffffff)に設定します。
ブラシツールでマンダラを選択する
①ブラシツールを選択し、ツールバーから[ペイントの対称オプションを設定]を選択します。
②右手の蝶のようなアイコンが [ペイントの対称オプションを設定]です。
ここをクリックすると、[マンダラ]が選択できます。
③[マンダラ]を選択したら、セグメント数を[10]に設定します。
④設定ができたら、エンターキーで確定します。
ブラシツールで曼荼羅(マンダラ)を描く
それでは、いよいよマンダラを作成していきます。
①作図をする前に、ブラシツールを以下のように設定します。
ブラシツール
種類:ハード円ブラシ
直径:3pixel
硬さ:100%
②設定ができたら、ブラシを動かしてみましょう。
作例のように、少し下から上に線を引くと、紋章のようなきれいな図形ができました。
ブラシの動かし方で、形は変わりますので、何度も動かして描いてみることをおすすめします。
さらにブラシを動かしてみると、
このような曼荼羅模様ができました。
作図が完成したら、エンターキーで確定をします。
光彩(外側)で線に色を着ける
白い線に色をつけていきます。
①[レイヤー1]をダブルクリックし、[光彩(外側)]を選択します。
②選択できたら、設定を以下のようにします。
光彩(外側)
構造
描画モード:リニアライト
不透明度:100%
ノイズ:0%
エレメント
テクニック:さらにソフトに
スプレッド:1%
サイズ:40px
画質
輪郭:線形
範囲:50%
適用度:0%
設定ができたら、[OK]をクリックします。すると
このように、白い線に光彩がつきました。
さらに光彩を加えるために
③レイヤー1を複製します。
④[フィルター]→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)]を選択します。
⑤ぼかしガウス画面で、[半径:100pixel]とし、[OK]をクリックしたら完成です!
こちらが完成図です!
ほかにも曼荼羅(マンダラ)を作ってみました
変形をすると、魔法陣のようにもなりました。
光彩の色を変えると、また印象が変わりますね。
簡単に作れますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
この曼荼羅の作り方はこちらの書籍を参考にさせて頂きました。
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