こんにちは!カズキチです。
昔の写真を整理していたら、思わずエモいと思ってしまうものがありました。
それは、以前住んでいた実家の台所の写真です。
床のタイルが、今の住宅のような木目ではなく、オレンジ色の花柄でした。
これに共感できる方は、私と同世代でしょう(笑)
昭和70年代の家って、レトロ調のタイルや壁紙がありました。
これは、欧米の影響があったのだと思います。
前置きが長くなりましたが、今回は、
【Photoshop】ドットパターンでレトロなポップデザインを作る方法
をご紹介します。
この機会に覚えておくと、レトロなポップデザインが簡単に作れるようになりますよ!
それではいっしょに作ってみましょう!
以前作成したレトロな壁紙を作る方法をまだご覧になっていない方はこちらをご覧ください↓
![](https://i0.wp.com/www12.a8.net/0.gif?resize=1%2C1&ssl=1)
ドットパターンの下地を作る
①ファイル→新規で800×600pixelの新規ドキュメントを作成します。
②ツールパネルの描画色を以下のように設定します。
H:0°
S:0%
B:60%
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_13h23_24.png?resize=538%2C371&ssl=1)
③編集→ぬりつぶし→描画色を選択してOKをクリックします。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_13h28_27.png?resize=889%2C668&ssl=1)
背景がグレーに塗りつぶされました。
④フィルター→ピクセレート→カラーハーフトーンを選択します。
数値を以下のように設定します。
最大半径:32pixel
ハーフトーンスクリーンの角度
チャンネル1:45
チャンネル2:45
チャンネル3:45
チャンネル4:45
すると、下の画像のようにドットパターンができました。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_13h37_57.png?resize=889%2C668&ssl=1)
キャンバスの端のドットパターンが切れているので、切り抜いていきます。
⑤イメージ→カンバスサイズ→幅と高さを512pixelに設定します。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_13h41_07.png?resize=889%2C668&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_13h44_13.png?resize=889%2C668&ssl=1)
512×512pixelの正方形に切り抜かれました。
背景を複製しスクロールで移動し合成する
さきほどのドットパターンを加工していきます。
①[背景]のレイヤーを[新規レイヤーを作成]にドラッグし、背景コピーを作成します。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_13h44_45.png?resize=287%2C656&ssl=1)
②描画モードを[乗算]に設定します。
③フィルター→その他→スクロールを選択します。
④水平方向に+32、垂直方向に0を入力し、ラップアラウンドを選択してOKをクリックします。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_13h53_30.png?resize=889%2C668&ssl=1)
⑤レイヤーパネルの[背景コピー]を複製し[背景コピー2]を作成します。
複製のやり方はさきほどと同じくドラッグします。
⑥描画モードを[差の絶対値]、不透明度を70%にします。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_13h55_29.png?resize=1024%2C592&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_10h42_07.png?resize=287%2C656&ssl=1)
⑦フィルター→その他→スクロールを選択します。
⑧ 水平方向に+16、垂直方向に16を入力し、ラップアラウンドを選択してOKをクリックします。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_10h42_43.png?resize=780%2C668&ssl=1)
すると、このようなレトロなドットパターンができました。完成まであと少しです!
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_16h01_18.png?resize=889%2C668&ssl=1)
ドットパターンをグラデーションマップで着色する
①レイヤーパネルで塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成をクリック
②メニューからグラデーションマップを選択します。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_14h01_48.png?resize=287%2C656&ssl=1)
③好みのグラデーションを選びドットパターンに色が着いたら完成です!
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/2021-08-06_14h04_44.png?resize=1024%2C555&ssl=1)
このようなレトロ調のポップデザインに仕上がりました。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/americanpop-ブログ用.jpg?resize=512%2C512&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/www12.a8.net/0.gif?resize=1%2C1&ssl=1)
ほかにも可愛いポップデザインを作ってみました!
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/名称未設定-1.jpg?resize=512%2C512&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/名称未設定2.jpg?resize=512%2C512&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/perplepop.jpg?resize=512%2C512&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/名称未設定-3.jpg?resize=512%2C512&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/greenpop.jpg?resize=512%2C512&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/graypop.jpg?resize=512%2C512&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/monoclopop.jpg?resize=512%2C512&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/08/blackpop.jpg?resize=512%2C512&ssl=1)
いかがでしたか?
慣れてしまえば3分ほどで作成することができます。
さまざまなグラデーションを選び、比べてみるのも楽しいと思います。
すてきなポップデザインができることを期待しています。
参考文献
今回は、こちらの書籍から参考にさせていただきました。作例も豊富で初心者の方でも大変勉強になりますのでおすすめです。
『プロの現場で使われているPhotoshopの超速テクニック 古岡ひふみ著』
発行/インプレスジャパン 2300円+税
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