こんにちは!筆者のカズキチです。
夏といえば、あなたは何を連想されますか?
海に花火、川にキャンプ。
蝉にスイカなどたくさんありますね。
私はお化け屋敷や、きもだめしなども連想しました。
夏はちょっと怖い話のテレビ番組もやりますね。
お盆があるからなのかもしれませんね。
廃墟などが出てくると、ぞわぞわします。
はい、怖いの苦手です。
ホラー映画やホラーゲームでもビックリします(笑)
今回は、この季節にも合う
初心者でもできる!Photoshopで錆を表現する方法【基礎編】
をご紹介します。
この錆の表現のやり方を知った時は感動しました。
「Photoshopでここまで表現できるのか!」
と。
それでは、とりかかりましょう。
雲模様を加工して下地を作る
①[ファイル]→[新規]を選択し新規ドキュメントを作成します。
今回は、800×600pixelで作成します。
②[フィルター]→[描画]→[雲模様1]を選択します。
③[フィルター]→[ピクセレート]→[メゾティント]を選択し、種類を[粗いドット]にします。
④[フィルター]→[ノイズ]→[ノイズを加える]を選択します。
⑤[ノイズを加える]ダイアログを以下に設定し[OK]をクリックします。
量:50%
分布方法:均等に分布
グレースケールノイズにチェックを入れる
錆色のにじみになるレイヤーを作成
①[選択範囲]→[色域指定]を選択し、[選択]に[指定色域]を選び、ツールパネルの背景色の[白]をクリックします。
②カラークラスタ指定のチェックを外し、許容量に[30]を入力し、階調の反転にチェックマークを入れてOKをクリックします。
③[レイヤー]→[新規]→[選択範囲をコピーしたレイヤー]を選択し、レイヤー1を作成します。
④レイヤー1を[新規レイヤーを作成]にドラッグし複製します。
⑤複製したレイヤーは非表示にします。
⑥レイヤー1を選択し、描画モードを[乗算]にします。
⑦[フィルター]→[ぼかし]→[ぼかしガウス]を選択し、半径を[5]pixelに設定し[OK]をクリックします。
錆色がにじんでいるようになりましたね。上の画像のようになれば、ここまでは成功です。
あと半分で完成です!頑張りましょう!
粗い粒子を出して質感を演出する
①レイヤーパネルで[レイヤー1]を選択し、レイヤーを表示させ、描画モードを[ハードライト]に設定します。
②[レイヤースタイルを追加]をクリックし、[グラデーションオーバーレイ]を選択します。
③レイヤースタイルを以下のように設定します。
ディザにチェックを入れる
不透明度:50%
角度:120°
比率:150%
④レイヤースタイルから[ベベルとエンボス]を選択し、以下のように設定し、OKをクリック。
ベベルとエンボスについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください↓
ベベルとエンボス
構造
スタイル:ベベル(内側)
テクニック:ジゼルハード
深さ:100%
サイズ:4px
ソフト:0px
陰影
[包括光源を使用]のチェックを外す
角度:120°
高度:70°
ハイライトのモード不透明度:90%
シャドウモード不透明度:90%
するとこのように粗い粒子に立体的な陰影がつきました。
このように粒子の隆起ができたら8割は完成です。
うまくいかなかった人は、どこか設定が間違えている可能性があります。
筆者のカズキチも、1度目はうまくいきませんでした(笑)
めげずにトライあるのみです。
グラデーションマップでリアルな錆色を表現する
①レイヤーパネルで[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成]をクリックし、[グラデーションマップ]を選択します。
②グラデーションエディターでグラデーションを編集します。
設定する箇所は7箇所です。
7つの色を重ね合わせて錆色を作っていきます。
1 位置:0% カラー:(H:0° S:0° B:0%)
2 位置:25% カラー:(H:353° S:100° B:34%)
3 位置:38% カラー:(H:176° S:100° B:59%)
4 位置:50% カラー:(H:352° S:100° B:50%)
5 位置:63% カラー:(H:18° S:93° B:86%)
6 位置:75% カラー:(H:34° S:61° B:59%)
7 位置:100% カラー:(H:0° S:0° B:100%)
1 位置:0%
2 位置:25%
赤みが加わりました。
3 位置:38%
さきほどの赤みの上に、青みが重なりましたね。
4 位置:50%
さらに深みのあるワインレッドを重ねます。
5 位置:63%
茶色を重ねることで、だんだんと錆色になってきました。
6 位置:75%
黄土色をくわえます。完成は目前です!
7 位置:100%
ホワイトを重ねたら完成です!
こちらが完成版です。ゼロから錆を表現することができましたね。結構感動しますよ!
作っていて面白かったのでサイズを変えてほかにも作ってみました。
まとめ
いかがでしたか?雲模様から錆を表現できるなんて信じられないですよね。
でもできちゃうのがPhotoshopの凄さです。
今回は、Photoshopの奥深さを学ぶことができました。
また、グラデーションについても興味が出てきたので、しっかり学んでいきます!
参考文献
今回は、こちらの書籍から参考にさせていただきました。作例も豊富で初心者の方でも大変勉強になりますのでおすすめです。さらなるステップアップをしたい!という中級者にもおすすめです。
コメント
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