Photoshop 基礎用語⑥ドロップシャドウとは?

Photoshop用語集

Photoshop のレイヤースタイルのひとつに、

『ドロップシャドウ』があります。

その名の通り、テキストや図形に影をつけていくことができます。

ドロップシャドウをつけることにより、作品をより引き締め、クオリティを上げることができますので、しっかりマスターしていきましょう♪

STEP1 ドロップシャドウで影をつくる

①背景画像を開く

②新規レイヤーを作成します。

③影をつけたいテキストや図形を描きます。

中心にグレイの四角形を描きました。

この状態だと、背景とくっついて見えます。

ドロップシャドウの加工をし、影をつけていきます。

④レイヤー→レイヤースタイル→ドロップシャドウを選択

ドロップシャドウの構造

描画モード:通常
カラー:000000
不透明度:20%
角度:120°
距離:25px
スプレッド:0%
サイズ:0px

上記の通り数値を入れると、

このように、右下に影ができました。

影をつけることにより、浮かんで見えるようになりましたね。

STEP2 ドロップシャドウの仕組み

そもそも影を作るには何が必要だと思いますか?

そうです!

光です!


光が必要ですね。

太陽や照明に照らされて、被写体に影がつきます。

先程のドロップシャドウの構造もう一度見てみましょう。

角度の箇所をご覧ください。120°になっていますね。

これは、左上から光が射し込むことを意味します。

そうすると、影は被写体の延長上にできるので

右下に影ができる

ようになります。

距離は、被写体と影の距離を意味します。

数値を高くすると、影も伸びていきます。

様々なドロップシャドウを比べてみよう

先程の作例とは違う数値を入れてみます。

ドロップシャドウの構造

描画モード:通常
カラー:000000
不透明度:65%
角度:45°
距離:65px
スプレッド:10%
サイズ:20px

作例2ができました。

作例1と比べてみましょう。

大分雰囲気が変わりましたよね。

不透明度の数値を上げ、影の陰影を濃くしました。

角度を45°にすることで、右上から光が射し込み、

左下に影が伸びました。

スプレッドは、影のぼけ具合を設定します。数値が大きくなるほどクッキリします。

サイズは、影の大きさを設定します。数値が大きくなるほどぼやけた陰になります。

ドロップシャドウのまとめ

最後にドロップシャドウの構造をまとめました。

手を動かすことで、より理解が深まると思います。

ドロップシャドウの構造

描画モード:影の表現方法を調整できます。

カラー:影の色を調整できます。

不透明度:影の濃さを調整できます。

角度:どの方向から光が当たっているかを設定します。

距離:被写体からの表示位置を設定します。

スプレッド:影のぼけ具合を設定します。数値が大きくなるほどクッキリします。

サイズ:影の大きさを設定します。数値が大きくなるほどぼやけた陰になります。

コメント

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