撮影した写真の色や明るさを変えることはできますが、撮影位置を変えることができるのを知っていますか?
今回は、Photoshopを使って
Photoshopで写真の撮影位置を変える方法
をお伝えします。
まずこの写真をご覧ください。この写真の撮影位置をもう少し左にずらしたいと思います。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/building-4403839_1920.jpg?resize=1024%2C682&ssl=1)
STEP1 遠近法ワープを使い建物のパースを変える
建物の画像を開き、編集→遠近法ワープを選択
※オプションバーのレイアウトが選択されていることを確認
STEP2 建物の分割線を設定する
建物の立体感に合わせてグリッドを作成します。
遠近法ワープを使うには2つ以上の面が必要なため、はじめに分割線を決めます。
今回は、赤線で引かれた箇所を分割線に設定します。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-23_12h41_31.png?resize=769%2C587&ssl=1)
STEP3 分割線に合わせてグリッドを作成する
はじめは、このようなグリッドが表示されます。先程の分割線に合わせてグリッドを作成します。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-23_11h46_08.png?resize=913%2C668&ssl=1)
分割線に合わせて右側のグリッドが作成されました。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-23_11h41_24.png?resize=913%2C668&ssl=1)
同様に、左側のグリッドを作成します。
このように、2面のグリッドが作成できました。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-23_11h42_50.png?resize=913%2C668&ssl=1)
STEP4 建物の立体感を変える
オプションバーのワープを選択。
今回は、左側に撮影位置をずらすため、分割線を右に動かしエンターキーを押します。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-23_11h51_11.png?resize=913%2C668&ssl=1)
STEP5 切り抜きツールでトリミングして完成
ツールバーの切り抜きツールを選択し、ゆがんでいる部分や切れている部分がないようにトリミングします。
すると、建物の左側から撮ったように撮影位置を変えた写真に加工できました。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/ヨーロッパ修正後2.jpg?resize=1024%2C682&ssl=1)
比べてみましょう。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/building-4403839_1920.jpg?resize=1024%2C682&ssl=1)
コツをつかめば、5分ほどでできますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
![](https://i0.wp.com/www12.a8.net/0.gif?resize=1%2C1&ssl=1)
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