Photoshop基礎用語⑤ベベルとエンボスとは？

Photoshopを学んでいくと、知らない言葉がよく出てきます。

意味がよく分からなくても、作業は進めることはできます。

しかし、どうせやるなら、言葉の意味と概念もしっかりと身につけていきたいと思いませんか？

この機会に、しっかりと学んでいきましょう！

ベベルとエンボスとは？

Photoshopのレイヤースタイルの一つに

ベベルとエンボスがあります。

調べてみると、

ベベルとは？
平面を押し出して立体的にしたような効果をつける機能のことをいいます。
額縁などがベベルを使った効果です。

エンボスとは？
絵や金属板などから図柄を浮き彫りにしたような効果をつける機能のことをいいます。
トイレットペーパーのボコボコしたのもエンボス効果です。

少しイメージできたでしょうか？

Photoshopでは、このふたつの機能を組み合わせて加工します。

言葉だけではイメージしにくいと思いますので、

画像を見ながら学んでいきましょう！

画像中心にある深みのある青の四角形をベベルとエンボス加工していきます。

①ベベル（外側）
ベベル（外側）は、膨張する効果があり、外側に広がります。

②ベベル（内側）
ベベル（内側）は、内側に面が押し出され立体的になります。下の図のような台形になります。

内側のサイズを最大にすると、以下のようになります。

４つの面が中心に向かい、そそり立ちました。

※縦と横の長さが同じ場合、四角錐になります。

③エンボス
エンボスは、図柄を浮き彫りにしたような効果をつける機能のことをいいます。

ベベルとの違いがわかりますか？

エンボスは、背景の水色の部分も、浮き彫りになりました。

より理解を深めるために、

ベベルとエンボス加工を使用してプラスチックの質感を出す方法をまとめました。