トーンカーブは、明るさやコントラスト(トーン・調子)を調整することができます。他の類似の機能と異なるのは、任意の階調に対して調整できることです。
自由度の高いより高度な調整が可能です。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/トーンカーブ.jpg?resize=315%2C413&ssl=1)
①チャンネル
明るさを調整したい場合、チャンネルは[RGB](CMYK画像の場合は[CMYK])を選びます。それ以外のレッド・グリーン・ブルーを選ぶと、選んだチャンネルに応じて、明るさだけでなく色の補正が可能になります。
②自動補正
自動補正ボタンをクリックすると、画像の状態を判断して、Photoshopが自動的に明るさやコントラストの調整ができます。
③トーンカーブの操作画面
最初は右45度の直線ですが、この線を描きなおすことで、明るさやコントラストの調整ができます。
それでは作例の画像を参考にしながら、変化の違いを見ていきましょう。
こちらの写真は、まだ調整する前です。トーンカーブが直線なのが分かりますね。それでは、この写真を調整していきましょう!
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-20_09h45_24.png?resize=913%2C668&ssl=1)
作例1 トーンカーブを左上にしてみる
トーンカーブの直線をつかんでドラッグすると、それに合わせてカーブ全体が変化します。
入力:125 出力:186
にしました。全体的に明るく調整できました。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-20_09h25_11.png?resize=913%2C668&ssl=1)
作例2 トーンカーブを右下にしてみる
次は、トーンカーブが右下になるようにしました。
入力:179 出力:86
としました。全体的に暗めになりましたね。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-20_09h25_49.png?resize=913%2C668&ssl=1)
作例3 チャンネルをブルーにして調整する
チャンネルをブルーにして調整すると、全体的に青みがかった画像となりました。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-20_09h26_32.png?resize=913%2C668&ssl=1)
作例4 チャンネルをレッドにして調整する
こちらはレッドで調整しました。赤みがかった画像となりました。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-20_09h28_30.png?resize=913%2C668&ssl=1)
作例5 トーンカーブのポイントを増やして調整する
トーンカーブのポイントは、複数つけることができます。今回は、ポイントを3つにし、カーブを調整
しました。より複雑なカーブを作ることが可能です。
幻想的な画像となりました。
![](https://i0.wp.com/tstreetband.com/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-20_10h06_04.png?resize=913%2C668&ssl=1)
まとめ
トーンカーブを使い、画像にあった調整をしていきましょう。手を動かしていけば、感覚はつかめてい
けると思います。
トーンカーブは滑らかなほど画質劣化が少ないので、極端なカーブを描くことは避けたほうがよさそう
です。
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